
結局、「多読」と「精読」ってどちらがいいの?
「本って、たくさん読むのがいいの?それとも、じっくり読むのが正解?」
読書を習慣にしようとしたとき、きっと誰もが一度は悩むテーマだと思います。
私自身も、この問いに何度もぶつかりました。
結論から言うと――どっちかじゃなくて、“どっちも大切”でした。
でも、ただ闇雲に読み方を変えるのではなく、「自分の目的」に合わせて使い分けるのがポイントなんです。
この記事では、私の読書習慣ゼロから180冊読めるようになった実体験をもとに、
多読と精読の違いやメリット、効果的な使い分け方をわかりやすくご紹介していきます!
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どっちかじゃなくて、「どっちも」が正解でした。
本を読むとき、「たくさん読むのがいいのかな?」「でも、一冊をじっくり読む方が身になるんじゃ…」って迷ったこと、ありませんか?
私は何度もありました。
特に「成長したい」って意識しはじめたとき、なおさら悩んだんです。
でもいろいろ試してわかったのは、“多読か精読か”じゃなくて、“どっちも大事”ってこと!
そのときの目的や気分に合わせて、使い分けるのが一番しっくりくるし、結果的にちゃんと成長できました。
多読は「広く知る」、精読は「深く染みこむ」から
たとえば、気になるジャンルの本を片っ端から読むとします。これが多読。
これって、自分の世界を広げたり、知識の土台をつくるにはすごく有効なんです!気づいたら知ってることが増えてたり、会話の引き出しが増えてたり。
でも、読み終わったあとに「で、何が印象に残ったっけ…?」ってなることも。
そういうときに出番なのが、精読です。
一冊の本を、ページを戻りながら読んだり、気になった言葉をメモしたり。
時間はかかるけど、その分「この考え方いいな」とか「ここ、自分に刺さるな」って深く残るんですよね。
広く知る“多読”と、深く染みこむ“精読”。
この両方があることで、インプットの質も量もバランスよく育っていくんですね!
読書ゼロから180冊読んだ私の試行錯誤
実は私、社会人になるまで本を読む習慣が全然なかったんです…。
でも、アラサーになる前に、「もっと語彙力つけたいな」「表現力を磨きたいな」と思って、思い切って読書を始めました。
最初はとにかく「量を読もう!」と思って、1ヶ月に10冊とか、多読ばかりしてました。
気になるタイトルを見つけては読み、次々と読み進めていく毎日。
おかげで、文章を読むスピードが速くなったり、話題の幅が広がったりと、いい変化もあったんです。
でもあるとき、「あれ…なんか表面をなぞってるだけかも?」と気づいてしまって。
読んだことはあるけど、深く心に残ってる本が少ないなって。
そこからは、月に読む本の数をちょっと減らしてでも、じっくり読む時間をとるようにしました。
たとえば、気になった文章をノートに書き写したり、自分だったらどう考えるかをメモしたり。
そうやって精読を取り入れたら、不思議と読書が“対話”みたいになってきたんですよね。
「この人、どうしてこう書いたんだろう」とか、「自分ならこう表現するかも」とか。
読書が、ただのインプットじゃなくて、“自分と向き合う時間”になった気がします。
迷ったら、まずは“目的”で選んでみて
「今の自分は、何のために本を読みたいんだろう?」
これを考えてみると、どっちを選ぶかのヒントになります。
たとえば…
- 「知識をざっくり広く得たい」なら → 多読を中心に
- 「考え方や価値観を深めたい」なら → 精読がおすすめ
- 「読み慣れてきたけど伸び悩んでる」なら → 両方をバランスよく取り入れてみる
私自身は、今は「多読7:精読3」くらいの割合で落ち着いています。
だけど、これは人によっても、その時々の目的によっても変わっていいと思うんです。
大事なのは、「自分に合う読書のスタイル」を見つけていくこと。
読書って、誰かと比べるものじゃないし、“ちゃんと読めてる”かどうかに正解はないから。
読むって、結局“自分を育てる時間”なんだと思う
本を読むって、知識を得るだけじゃなくて、
自分の考えを深めたり、新しい視点を手に入れたり、
ときには「自分ってこんなふうに思ってたんだ」って気づけたり。
多読でも精読でも、その先にあるのは「自分自身の変化」!
だからこそ、「どっちが正解?」と迷ったときは、
“どっちもあなたの味方”って思って、気楽に本と向き合ってみてくださいね。
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