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【体感−5℃】夏のバイクが楽しくなる!早朝ツーリングで快適ライドを叶える方法

ゆさ
ゆさ

「夏は暑くて、バイクはしんどい…」

ツーリングともだち
ツーリングともだち

”早朝ツーリング”ならいいかも!

夏の早朝は、気温も交通量も穏やかで、まるで別世界。
自然の音を感じながら、スイスイ~っとバイクを走らせる爽快感は格別です。

今回は、夏こそおすすめしたい「早朝ツーリング」の魅力と、注意点・おすすめルートまでを詳しくご紹介していこうと思います!

夏にこそ「早朝ツーリングがおすすめな理由

夏の昼間、道路に立っているだけで汗だく。
ヘルメットの中はサウナ状態…そんな地獄のような暑さでも、朝の5〜7時なら別世界です。

  • 気温は、27~30℃程度でまだ涼しく感じる
  • 空気が澄んでいて気持ちい
  • 車通りも少なく、信号待ちのストレスもなし

たった3時間、少しだけ早起きするだけで、1日がぐっと豊かになります。

⏰朝の数時間が、夏のバイクライフを変えてくれる!

そんな新しい選択肢を、あなたも取り入れてみませんか?

早朝ツーリングで得られる3つのご褒美

夏のツーリングが過酷に感じる最大の理由は、やはり「暑さ」

でも、早朝にバイクを走らせることで、それらの悩みを一気に解消できるだけでなく、早朝ならではの“特別な時間”を味わうことができます。

ここでは、そんな早朝ツーリングの魅力を3つのごほうびとしてご紹介していきます!

①とにかく涼しい!

夏の昼間は、気温が35℃以上になる日も珍しくないですよね…。

アスファルトの照り返し、

渋滞時のエンジンの熱、

そして、ヘルメットの中の蒸れ…

まさに体力を奪われる環境ですが、早朝はその真逆!

日の出前後の時間帯であれば、気温は27〜30℃前後にとどまり、湿度もそれほど高くありません。走り出すと、ひんやりとした風が体を包み込み、自然と肩の力が抜けていくような心地よさを感じますよ。

②道路が空いていて快適!

早朝ツーリングのもう一つの魅力は、”道路が空いている”こと!

通勤ラッシュが始まる前の時間帯は、主要幹線道路ですら車はほとんど走っていません

信号待ちの時間も最小限で、ストレスを感じることなく、自分のペースで走ることができますよ🍀

心地よいエンジン音とともに、静かな道をスイスイと走る体験は、まるで時間が止まったかのような錯覚すら覚えます。

一度この快適さを味わうと、「日中のツーリングには戻れない…」と感じる方も多いでしょう。

③自然の中を独り占めできる

早朝って、自然がもっとも”生命力”に満ちていると思いませんか?

朝もやに包まれた山道、光が差し込む森の中、鳥の声や川の流れる音…。そんな美しい自然の景色を、自分だけのものとして感じられるのが、早朝ツーリングの特権です!

「ただ走る」だけではない、五感すべてで楽しむバイク時間

それこそが、夏の早朝ツーリングがくれる最高のごほうびなんです!

早朝ツーリングの注意点と準備

夏の早朝ツーリングは、気温・景色・交通量すべてがバイク乗りにとって理想的な時間帯ですが、快適に走るためには事前の準備とちょっとした気配りが欠かせません。

ここからは、実際に出かける前に押さえておきたい3つのポイントを解説していきます。

🔵出発前夜の準備がカギ

燃料チェック・空気圧・チェーンなどの簡易整備は前日に済ませておく

早朝にスムーズに出発するためには、事前準備がとても大切です!

まずは燃料の確認。出発してすぐにガソリンスタンドを探すようでは、せっかくの涼しい時間帯が台無しに…。

次に、タイヤの空気圧やチェーンのたるみなどの簡易的な整備を済ませておくことです。特に空気圧は、前日の気温と当日の朝で変化しやすいため、確認を忘れずに!

そして、ルート確認も大切です。Googleマップなどを活用して、混雑しそうな場所通行止め情報をチェックしておくと、当日のトラブルを防げます。

さらに意外と忘れがちなのが、ヘルメットのシールドの清掃。早朝は朝陽が低い位置から差し込むため、汚れや指紋がついていると逆光で前が見えづらくなることも。クリアな視界を確保して、安全に走行できるようにしておきましょう。

🔵近所迷惑にならないように配慮

早朝は、周囲がまだ寝静まっている時間帯。住宅街から出発する場合は、エンジン音アイドリング音に細心の注意を払いたいところです。

特にマフラーをカスタムしているバイクは、早朝の静けさの中では想像以上に響きます。暖機運転を必要最小限に抑え、ゆっくりと発進するなど、ご近所への配慮を忘れずに!ライダーとしてのマナーを大切にすることが、ツーリング全体の印象をより良いものにしてくれますよ。

🔵安全第一!速度と疲労に注意

早朝は交通量が少ないぶん、ついスピードを出しがち…。しかし、走りやすいからこそ気を引き締めて、法定速度の遵守と安全運転を意識しましょう。

また、早起きによる眠気や判断力の低下も注意ポイント。十分な睡眠をとるのはもちろんですが、出発前に軽くストレッチをしたり、水分をしっかり摂ったりすることで、身体と頭をシャキッと目覚めさせることができます。

ツーリングは「無事に帰ってくる」までが楽しい時間。小さな気配りが、大きな安心につながります。

おすすめのルートと目的地選び

夏のツーリングを最高の時間にするためには、目的地選びもとても重要なポイント!

とくに「早朝ツーリング」では、涼しさ・景色の美しさ・静けさの3つが揃った場所を選ぶことで、その時間が何倍も充実したものになります。

高原・山岳ルート|涼しさと絶景を求めて

まずおすすめなのが、標高の高い高原や山岳エリア

地上と比べて気温が5〜10℃低く、空気が澄んでいて走行中の風も爽やか。朝霧に包まれた道や、朝陽に照らされる山並みを眺めながらのライディングは、まさに早朝だけの特別なご褒美です。

関西エリアなら…

兵庫県の「砥峰高原(とのみねこうげん)」がおすすめ!

映画のロケ地にもなったススキ野原は、朝日に照らされると幻想的な雰囲気に。アクセスしやすく、道も整備されているため初心者でも安心です。
 和歌山県の「生石高原(おいしこうげん)」も涼しくて眺望抜群。晴れた日には紀伊水道まで一望できます。

関東エリアなら…

 「奥多摩周遊道路」は、都心からでもアクセスしやすく、標高もあり夏場でも快適。山と渓谷に挟まれた道をゆったり走る感覚は、心身をリフレッシュさせてくれます。
 もう少し足を伸ばせるなら「大弛峠(おおだるみとうげ)」もおすすめ。標高2,365mの峠道は、関東でも屈指の涼しさと達成感を味わえるルートです。

清流やトンネル沿いの道|体感温度を下げる“涼”ルート

バイク乗りの間で「天然のクーラー」とも言われるのが、トンネルや川沿いを走るルート。直射日光が遮られ、周囲の湿度や気温も下がっており、走行中の体感温度がぐっと下がります。

  • 福島県の「甲子(かし)トンネル」は、全長4km以上のロングトンネル。早朝ならほぼ無人で、冷んやりとした空気の中を静かに走り抜ける爽快感は格別です。
  • 長野県の「木曽路」や「寝覚の床」周辺のルートもおすすめ。清流と岩場が連なる景観を眺めながら、川音をBGMに走るのは早朝ならではの贅沢体験。

また、こういったルートは休憩スポットも涼しい場所が多く、水辺で一息つくのも気持ちがいいですよ。

帰宅しやすいショートコースも◎

「早朝ツーリングは興味あるけど、遠出はちょっと不安…」「午後は家族と過ごしたい」という方には、ショートコースの朝活ルートがおすすめです。

自宅から片道1時間圏内のルートを設定すれば、往復で2時間。朝5時に出発しても、8時には帰宅できます。
たとえば、近くの展望スポットや農道、高台の公園、海岸線など、目的地を決めず「朝の風景を楽しむためだけのミニ旅」としてもOK。

コンビニでコーヒーを買って、朝陽の見える丘で一服する…そんな小さな非日常が、日常のリズムを変えてくれます。

実例タイムスケジュール|

早朝ツーリングの魅力は、「たった数時間で心が整う体験ができること」。ここでは、関西エリア在住の方向けに、砥峰高原(とのみねこうげん)を目的地にした”朝活プチツーリング”の一例をご紹介!

● 4:30 起床|静かな朝、1日のはじまり

まだ外は薄暗い時間帯。目覚ましを止めて、まずは白湯かコーヒーを一杯。軽くストレッチして身体を目覚めさせます。前夜にウェア・ヘルメット・荷物の準備を済ませておけば、慌てずにスムーズに出発の準備ができまますよ!

涼しいうちに装備を整え、スマホで天気・気温をチェック。気温が20〜22℃程度なら、メッシュジャケットで快適に走れそうです。


● 5:00 出発|街が目覚める前の静かな道

住宅街を静かに抜け、幹線道路へ。通勤ラッシュ前の道路はスカスカで、信号もスムーズ。のびやかに走れる爽快感を味わえます。

道中は森林地帯が多く、朝のひんやりした空気が心地よく感じられます。途中のコンビニでホットコーヒーを買って、軽く休憩するのも◎。


● 6:30 砥峰高原到着|大自然をひとりじめ

目的地に到着すると、広がるのは一面の草原と、朝靄の残る幻想的な風景。映画『ノルウェイの森』や大河ドラマ『平清盛』などのロケ地にもなった砥峰高原は、標高約800m。夏でも涼しく、澄んだ空気が広がっています。

展望スペースでバイクを停めて、コーヒーを片手にひと休み。聞こえるのは風の音と小鳥のさえずりだけ。周囲に誰もいない静けさの中、自然と向き合う贅沢な時間が流れます。

写真を撮ったり、景色を眺めたり、心がすーっと整っていく感覚を味わえるのが、この早朝ツーリングの醍醐味です。


● 8:00 帰宅|心も体もすっきりリセット

来た道を戻って、自宅には8時前後に到着できそう。朝の渋滞に巻き込まれることもなく、汗ばむ前に走り終えられるのが早朝の最大の魅力です。

帰宅後は、シャワーを浴びて、朝ごはん。汗をかいた分だけスッキリして、1日をさわやかにスタートできます。

しかも、まだ午前中。午後は家族との時間、買い物、趣味や仕事など、自分の生活リズムにしっかり戻れるので「走りたいけど時間がない…」という人にもぴったりです。

まとめ|夏を制するバイク乗りは「朝」を制す!

夏はライダーにとって、悩ましい季節です。

しかし!その「暑さ問題」をまるっと解決してくれるのが、”早朝ツーリング”という選択肢。

朝の2〜3時間だけ、少しだけ早起きして走りに行く。それだけで、まるで季節が変わったかのような、驚くほど快適なバイク時間があなたを待っています。

  • 涼しい風が肌をなでる
  • 渋滞のない道路を自由に走れる
  • 静かな自然をひとりじめできる

この3拍子が揃う時間帯は、早朝だけ。
昼間とはまったく違う、穏やかで美しい風景の中を、愛車と一緒に走る体験は、まさに“大人の贅沢”そのもの!

趣味も大事にしたいけど、家庭や仕事もおろそかにできない

そんなライダーにこそ、早朝ツーリングはピッタリなんです!

今度の週末は、少しだけ早起きしてみませんか?
朝の静けさの中、エンジンの音とともに走り出す瞬間——
それは、誰にも邪魔されない、自分だけの特別な時間です。

夏を制する者は、「朝」を制す。
愛車と一緒に、あなただけの夏の朝を探しに出かけてみませんか?

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