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バイクで変わった私の生き方|30代女子ライダーの実体験

ゆさ
ゆさ

気づけば、育児と仕事の二択…。趣味なんてなかった。

”育児と仕事”

私の世界はこの二択で、毎日このふたつを行ったり来たり…。

しかも、あの感染症が流行していた頃は、家にこもる時間が増えて、気分が落ち込む日も多くて…
気づけば、「今日は何曜日だっけ?」とつぶやきながら、ただ時間に追われていた気がします。

30歳を目前にして、ふと「このままでいいのかな」と思いはじめました。
何か、変えたい。もっと自分の人生に“自分”を取り戻したい。
そんなとき、ふと頭をよぎったのが——バイクに乗ってみたいという気持ちでした。


「いまさら?」なんて、関係なかった

正直、最初は不安のほうが大きかったんです。
「今さらバイクの免許?」「危なくない?」
そんなふうに言う人もいました。
でも、私の頭の中にはもう、ツーリングを楽しむ自分がしっかりとイメージできていて。
その姿にワクワクしている自分がいたんです✨

そして、気づけば中型免許取得のために教習所に通い始めていました。


感動だらけの、初バイク体験

初日の教習でスタンドを払ったとき、胸が高鳴りました。
エンジンをかけた瞬間の「ぶおん!」という音が、身体の奥まで響いてくるようで。
一つひとつの動作が新鮮で、あっという間の1時間目。

そして迎えた2時間目。ついに走行練習!
発進と停止を繰り返しながらも、心の中ではずっと「ワクワク」が止まらなかった。
インストラクターの後をついていく中で、「自分でバイクを動かしてる!」という感覚に夢中になっていました。

やがて卒業の日を迎え、いよいよ納車。
その日が、私の初ツーリングの日でもありました。
給油を済ませて家に帰るつもりだったのに、風があまりにも心地よくて。
気づけば2時間、景色に誘われるようにツーリングをしていました。

Bikes are freedom!

ツーリングの時間は、自分と向き合う時間でもあります。
「なぜこの場所に行きたいのか」「この道を選んだ理由は?」
そんなふうに考えることで、自然と心の奥にある“自分の声”を感じ取るようになりました。

風、光、木々のにおい、空の色。
季節の変化を、今まで以上に五感で感じられるようになった。
日常の中にあった小さな変化にも気づけるようになりました。

そして何よりうれしかったのは、新しい仲間との出会い
数は多くないけれど、気の合うバイク仲間と出会えたことが、私の宝物です。


ライフスタイルは、こう変わった

以前の私は、育児と仕事だけで一日が終わっていました。
休みの日は家族との時間。もちろん大切だけど、自分のための時間はほぼゼロ
「趣味?そんなのやってる暇ないよ」——そんな毎日。

でも今は違います。
家族の理解もあって、週末にバイクで出かけることが、私の楽しみになりました。
ツーリングがある日は自然と早起きできるし、ルートを考えるだけでもワクワクします。

バイク関係の情報にも敏感になったし、今ではバイクが家族の共通話題になっているんです。
ほんの少しだけ積極的になれた気がします!


「遅い」なんて、ない

バイクに出会ってから、私はようやく自分の“好き”を大切にする感覚を思い出しました。
何歳からでも、新しいことを始めていい。
何事も「遅すぎる」なんてことはないんだって。

今の私が大切にしているのは——
「自分の気持ちに正直に生きること」
「後悔する前に、とにかくやってみること」

たった一歩を踏み出すだけで、人生は少しずつ変わっていく。
そしてその一歩が、“風を切って走るバイク”だったというだけのこと。


さいごに

バイクは、ただの移動手段じゃない。
私にとっては、心を自由にするともだちです。

もし今、なにかにモヤモヤしている人がいたら。
「自分の気持ちに正直になってみる」という小さな一歩を、大切にしてほしいなと思います。

あなたにも、あなたなりの“自由のカタチ”がありますように🍀

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