「読書って、ちょっと苦手…」
そんなあなたにこそ読んでほしい、超短編小説集。
読むハードルが驚くほど低く、読後は心がふっと軽くなる——。
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読書が苦手だった私が「読めた」1冊との出会い

読書って、ちょっとハードルが高いよね…
- 時間がない
- 文字が多いと疲れる
- 最後まで読み切れない
私自身、長いことそう思っていました。
でも、そんな私でも「これは最後まで読めた」「もっと読みたい」と思えた本があります。
それが今回ご紹介する、田丸雅智さんの『いつ?何時何分何秒?地球が何回まわったとき?』です。
『いつ?何時何分何秒?地球が何回まわったとき?』ってどんな本?

この作品は、1話が3~5分で読める超短編(ショートショート)を10編収録されています。
タイトルはユニークですが、内容は驚くほど優しくて、じんわり心に残ります。
- 難しい言葉や言い回しが少ない
- ”あるある”フレーズが元ネタになっている
- 1話完結型なので、途中でやめてもOK
私たちの何でもない日常が、この物語の中では不思議な世界に変わります。読後は、童話を読んでいるような、絵本を読んでいるような気分になりますよっ!
読んで感じた3つの”好きポイント”

好きポイント①:とにかく短いから、スキマ時間に読める
通勤電車の中や寝る前の5分など、ちょっとした時間で1話完結。
「1冊読むのが面倒…」という人でも、1話ずつ読み進められます。
好きポイント②:想像力をくすぐる、不思議でやさしい世界観
- 時間を売買する不思議なお店
- 人々のため息を集め、幸せを取り戻す手助けをする妖精
- 想像力から生まれた泥団子の人々
- 雨女の秘密
- 転校生、へのへの もへじくん
ありそうでなさそう、でもどこか懐かしい。
そんな“想像の遊び心”にあふれた物語がそろっています。
好きポイント③:読んだあと、心があたたかくなる
短編なのに、ラスト一行で「ふっ」と息を飲む展開が多く、
日常の中に小さな感動をくれる1冊です。
読書初心者におすすめできる理由

この本を読んでわかったのは、読書は「がんばるもの」じゃなくて「感じるもの」ということ。
- 途中でやめても大丈夫
- 順番通りに読まなくてもOK
- 気になるタイトルからの「つまみ読み」もアリ
読書に「こうあるべき」というルールは不要!この本が教えてくれるのは、”自由な読書体験”です。
こんな人にぴったりの1冊です
- 読書習慣を始めたい人
- 忙しくても時間が取れない社会人
- スマホばかり見ていて飽きている人
- デジタルデトックスしたい人
- 子どもと一緒に読める本を探している人
- 心がちょっと疲れた日に、やさしい物語に触れたい人
まとめ|読書の第一歩は「たった5分」でもいい
読書が苦手でも、最初の一歩は短くていい。
この本はまさに、“読書のハードルを限りなく低くしてくれる1冊”でした。
読むたびに、日常がちょっとだけやさしくなる。
そんな感覚を、あなたも味わってみませんか?
\ 今回ご紹介した本はこちらです /
📘 書籍情報
タイトル:『いつ?何時何分何秒?地球が何回まわったとき?』
著者:田丸雅智
出版社:光文社
発売日:2025年4月23日
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